
ラモン・カルデナスは、プロボクシングのスーパーバンタム級で活躍するアメリカのボクサーです。
カルデナスは、2025年5月4日にアメリカのラスベガスで井上尚弥と対戦する予定です。
この試合は、井上が持つ4団体統一スーパーバンタム級王座の防衛戦となります。
対戦情報
ラモン・カルデナス
WBAスーパーバンタム級2位
身長165㎝ 1995年11月7日 29歳
テキサス州サンアントニオ出身
27戦26勝(14KO)1敗
日付 | 勝敗 | 結果 | 相手 | 国籍 | 備考 |
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2015/07/25 | ○ | 1RKO | ホナタン・エルナンデス | メキシコ | |
2015/08/08 | ○ | 4R判定 3-0 (39-37, 40-36, 40-36) | ポルフィリオ・アレジャーノ | メキシコ | |
2015/10/06 | ○ | 4R判定 3-0 (40-36, 40-36, 40-36) | ジェイミー・ヘルナンデス | 米 | |
2016/01/16 | ○ | 1RKO | ラベール・ウィルソン | 米 | |
2016/05/28 | ○ | 4R判定 3-0 (40-36, 40-36, 39-37) | イサウ・デュエネス | 米 | |
2016/05/31 | ○ | 2RTKO | ホセ・マリア・オリバレス | メキシコ | |
2016/06/28 | ○ | 3RKO | ルイス・アラウホ・ラミレス | メキシコ | |
2016/09/13 | ○ | 6R判定 3-0 | イバン・ナヘラ | メキシコ | |
2016/10/25 | ○ | 2RTKO | ミゲル・アンヘル・ロドリゲス・ララ | メキシコ | |
2016/11/29 | ○ | 3RTKO | エリウド・モントーヤ・ゴンサレス | メキシコ | |
2017/02/10 | ○ | 1RTKO | ルイス・フランシスコ・バラ | メキシコ | |
2017/03/04 | ○ | 6R判定 3-0 (58-55, 59-54, 59-54) | ビクトル・ロサス | メキシコ | |
2017/04/25 | ● | 10R判定 0-2 | ダニー・フローレス | メキシコ | |
2017/09/26 | ○ | 6R判定 3-0 | ガビノ・エルナンデス | メキシコ | |
2017/11/28 | ○ | 4RTKO | ネストール・ロブレド | メキシコ | |
2018/06/23 | ○ | 6RTKO | フアン・カルロス・ギーエン | 米 | |
2018/10/27 | ○ | 10R判定 3-0 (97-93, 96-94, 96-94) | ラムジー・ルナ | 米 | ABF米大陸フェザー級王座獲得 |
2019/03/24 | ○ | 6R判定 2-1 (58-56, 58-56, 56-58) | ライアン・リー・アレン | 米 | |
2019/11/30 | ○ | 6R判定 3-0 (59-55, 58-56, 59-55) | エドゥアルド・マルティネス | メキシコ | |
2021/02/20 | ○ | 8R判定 2-1 (78-74, 75-77, 77-75) | アンヘル・アントニオ・コントレラス | メキシコ | NABA米国スーパーバンタム級王座獲得 |
2021/08/14 | ○ | 3RTKO | マルビン・ソラノ | ニカラグア | WBAコンチネンタルバンタム級王座獲得 |
2022/07/09 | ○ | 10R判定 3-0 (96-94, 97-93, 97-93) | ミチェル・バンケス | ベネズエラ | |
2023/05/26 | ○ | 2R棄権 | ロドリゴ・ゲレーロ | メキシコ | |
2023/09/15 | ○ | 2RTKO | ラファエル・ペドロサ | パナマ | |
2024/02/16 | ○ | 6R棄権 | イスラエル・ピカソ | メキシコ | WBC中央アメリカスーパーバンタム級王座獲得 |
2024/04/24 | ○ | 9RKO | ヘスス・ラミレス・ルビオ | メキシコ | WBA北米大陸スーパーバンタム級王座獲得 |
2025/02/08 | ○ | 10R判定 3-0 (97-92, 95-94, 95-94) | ブリアン・アコスタ | メキシコ |
カルデナスのボクシングスタイルは?
カルデナスのボクシングスタイルは、迅速なフットワークと強力な打撃が特長です。
ラモン・カルデナスは、最近の試合においてボディショットを駆使して相手をKOした実績を持っており、タフな戦いを展開しています。
ヘスス・ラミレスとの試合で強烈なボディショットを決め、その試合を勝利で収めました。
この試合ではカルデナスが攻勢をかけ、相手をダウンさせる場面もありました。
カルデナスは戦術においてもビジョンがあり、相手に対してプレッシャーをかけ続けるスタイルが強みとされています。
ラモン・カルデナスは主にカウンターパンチャーとして知られており、技術的には非常に完成度の高いボクサーです。彼のスタイルは、相手の攻撃を冷静に見極め、その隙を突く反撃に特化しています。
カルデナスはショートフックや体の動きをうまく使ったサイドステップを得意としています。
相手の攻撃をかわしつつ、自己の攻撃を効果的に繰り出すことが可能です。距離感を保ちながら戦うセンスにも優れています。
加えて、彼のパンチ力も見逃せません。カルデナスは相手にプレッシャーをかけるだけでなく、必要に応じて強打を繰り出すことができる点が、彼の戦闘スタイルの魅力です。
彼のボクシングスタイルは試合の状況次第で柔軟に変化させることができ、特に接近戦でもしっかりと反撃できる能力を備えています。そのため、彼は対戦相手にとって常に危険な存在であるでしょう。

井上戦での注目は?
過去の対戦成績や彼のパフォーマンスから、その実力は非常に高いとされており、井上尚弥との試合は多くのファンや専門家によって注目されています。特に「この階級では非常に実力がある」との評価を受けており、試合前から期待が高まっています。
この重要な対戦に向けて、カルデナスは自身の戦略を練りながら準備を進めているとされており、試合がどのように展開されるか、多くのファンの関心を集めています。
井上選手との打ち合いに応じるのか、はたまたフットワークを使いカウンター狙いするのか注目です。

試合会場は?
井上戦は試合場としてT-モバイル・アリーナが最有力候補とされています。
これは井上選手にとって2021年6月以来、4年11カ月ぶりのラスベガスでの試合となります。
カルデナスはプロボクシングの統計において、27戦26勝(14KO)1敗という成績を持っており、そのうち9戦は海外での試合です。
この試合は彼にとって世界初挑戦の機会となります。
試合の予想は?
ラモン・カルデナスは映像を見る限り、メキシカンらしい前に出て打ち合うタイプに見えます.
試合は序盤は井上選手が様子を伺いつつ徐々に距離を詰め、次第にカルデナス選手をロープへと追い詰めるでしょう。
試合でも結構パンチを当てられているので、井上選手のパンチもまともに当たりそうです。
正直、すべてにおいて井上選手が上なので油断さえなければ早い回でのKOが見られそうです。
9月にはムロジョン・アフマダリエフとの戦いが予定されていますので、前哨戦として重要な試合となるでしょう!