
京橋朝市とは、岡山市の旭川のほとりに毎月第一日曜日の朝5時から開催されている。
100店舗以上が出店する、36年続く岡山最大の朝市。
ハンバーガーや焼鳥、小籠包やラーメン、スイーツまでいろんなグルメが並ぶ。
その中でもとりわけ行列が長いのが○○カレー。
何故カレーに行列ができるのでしょう?
備前岡山京橋朝市とは?
住所 岡山県岡山市北区内山下
05時00分 ~ 10時00分 夜明け前の午前3時半から準備が始まります。
お店が準備できたらゆるゆると販売スタート,人手のピークは午前6時から8時頃です。
10時には各店閉店となります。
毎月第一日曜日開催。12月29日だけは限定開催となりますので、年13回開催です。
有名な白餅やカレーやハンバーガー、串焼き、刀削麺やスイーツなどあらゆるグルメがそろっており楽しい市場です!
周辺にも駐車場がありますが、早くいくことをおすすめします。
行列のカレー店どんなお店?
店主とバイトが切り盛りする4畳半ほどのお店。
多い日には4時間で500杯カレーを売り切る人気店です。
「味に自信がない」と語る店主「山上秀文さん(61歳)」が作るカレーだ。
こだわりはカレーのつぎ方と語っている。
前職は自動車のゴムの部品を作ると会社に勤めていた変わり種。
料理は全くの素人だという。
カレーの作り方は、ネットの情報や主婦に教わり、手探り状態でカレーのお店を出店したようです。
カレーを作る工程
深夜0:00にまずお店の準備を始める。
まずはテント作り、そして鍋やコンロ、炊飯器のセッティングだ。
一人での作業となるので、この作業が一番大変らしい。
30分かけて設営完了。
この日は雨が降っていたので少なめの375食分。
深夜0:30調理開始。
事前にカットした玉ねぎ約120個分、人参100本分。
玉ねぎと人参は凍らせておくと早くカレーが完成するそうです。
その玉ねぎと人参を水を入れた鍋に投入。
火にかけ、ある程度野菜が解けたら、大量の牛すじとホルモンを投入。
じっくりと煮込んでいる間にご飯炊き。
この日は20升炊くようです。
1時間半煮込んだくらいで味の調整。
またこまめに油をとりながら焦がさないようにかき混ぜながら煮込んでいく。
3:00アルバイトの中野さんが出勤!
ルウを投入し最終段階に。
ルウのベースは市販のインスタント。
ガラムマサラ、コショウを入れ仕上げ。
山上さんなんとみりんを入れて甘味をだしているようです。
少量入れることで辛みの角が取れコクをだし、アルコール分が味をしみやすくする効果があるようです。
味つけは山上さんは自信が無いようなので、バイトの中野さんが味見!
アドバイスを元にニンニクや蜂蜜、醤油、水?を入れ味の微調整。
牛すじ30kgを入れたカレーと、ホルモン20㎏を入れた二種類のカレーが完成。
味を調えつつ、4:15分に開店。
この時点で50人もの行列が!
行列の謎は?
お客さんが行列の謎は、味が美味しいカレー。
値段は600円ながら肉がゴロゴロ入った肉山盛りカレー。
味の秘訣が浮いてる油をすくうこと。
余分な脂をとり、朝食べても重くないカレーを仕上げている。
3時間以上煮込むことで、肉の旨味が染み込んだカレーが完成。
お客さんは「コスパ最高!」「肉の量が多い」「入っている肉の量が尋常じゃない」「贅沢なぐらいお肉が入っている」など大好評のようです!
まとめ
大量のお肉が入ったカレーが作りたい!
そんな思いで作る山上さんのカレー。
安くて肉が多いと口コミで話題となり今では大行列店に!
ほとんどのお客さんが注文するのが牛すじカレーとホルモンカレーの2種類左右にのせたあいがけカレー。
なんとあいがけカレーも600円!
中には容器を持ってきてお持ち帰りするお客さんも。
実は筆者も2度行列に並んだことがあり、1度目は並んでいる最中に売り切れ!
2度目は40分並んだ末、何とかあいがけを食べることができました!
それも売り切れ寸前でした!
肝心の味は?
これがまた最高に美味しかったです。
なんとも言えない優しい味わいで感動しました。
600円とは思えないほど肉がたくさん入っていて行列の理由がわかりました。
他にもカレーを販売している店舗がありますが、ここの行列にはかないません。
圧倒的なコストパフォーマンスです!
もしいかれるなら先にカレーを食べてから他を回ることをおすすめします。
他の店舗も美味しいところが多いので食べ歩きしてみてください!
月に1度しか開催されないのご注意ください!