スマホで検索をしていると何処に閉じるボタンがあるのかわからず、他をクリックしたりして変なサイトに誘導されたりした経験はありませんか?
早く次を見たいのにストレスがたまりますよね。
何か対策方法がないか早速調べてみました!
ダークパターンとは何?
ダークパターン(Dark pattern)とは、ユーザーが無意識に不利な行動とってしまうデザインを指します。
消費者からより多くの金銭を支出させたり情報を引き出すのが目的です。
巧妙に閉じるボタンが小さく押しにくかったり、広告を無理やり見せられたり会員登録しないと次の情報が見れなかったりと実にうまくできていてよく他のサイトに無理やり飛ばされます。
こんなことで利益があるのかと思うのですがそれでもサイトに誘導できただけでも良い宣伝となるのかもしれません!
ダークパターン7選
- スニーキング(こっそり)
- 無料トライアル期間後に自動的に有料会員に切り替わるようになっている。
- 気づかれにくいように重要な情報を隠したり、小さく表示する。
- アージェンシー(緊急性)
- 限定時間でのみ購入できるという表示で早く買わなきゃというユーザーの心理を突く。
- 時間制限や数量限定などの言葉を使って売り切れる前に買おうと思わせる。
- ミスディレクション(誘導)
- 目に付きにくいところにに解約ボタンを配置する。
- ユーザーの注意を商品などに向けさせ、目的の情報を隠す。
- ソーシャルプルーフ(社会的証明)
- 多くのユーザーが購入しているような表現をする。
- 他の方もたくさん利用されていますという印象を与えることで、購買意欲を高める。
- スケアシティ(希少性)
- 残りわずかを煽り購入を促す。
- 限定感を出すことで購買意欲を高める。
- オブストラクション(妨害)
- 解約手続きが分かりにくい。
- 目的の行動を妨げることで継続利用を促す。
- フォースドアクション(強制)
- 不要なオプションにチェックが入った状態で表示する。
- ユーザーが望まない選択肢を選ばせる。
ダークパターンと広告が消えない問題と対策
「ダークパターン」と「広告が消えない」問題、一見すると直接的な関連性がないように思えますが、実は深い繋がりがある可能性があります。
ダークパターンと広告の関係性
広告表示の強制
ダークパターンの一種として、ユーザーが意図せず広告をクリックさせたり、広告を閉じさせにくくしたりする手法が考えられます。例えば、広告がページの隅に貼り付いて動き回ったり、閉じるボタンが非常に小さいなど、ユーザーの操作を妨げるような設計です。
広告ブロックの回避
広告ブロック機能を無効化させたり、広告ブロックを検知して別の広告を表示させたりするような仕組みも、ダークパターンの一種と言えるでしょう。
個人情報収集とターゲティング広告
ユーザーの行動を細かく追跡し、そのデータに基づいて極めてパーソナライズされた広告を表示する手法は、プライバシー侵害の側面も持ち合わせており、ダークパターンの要素を含むと言えるかもしれません。
広告が消えない場合の対処法
- 広告ブロッカーの利用
- ブラウザ拡張機能: Chrome、Firefox、Edgeなどのブラウザには、様々な広告ブロッカー拡張機能が用意されています。これらの拡張機能を利用することで、多くの広告をブロックすることができます。
- 専用アプリ: スマートフォン向けに、広告ブロック機能を持つアプリも多数存在します。
- ブラウザの設定変更
- ポップアップブロック: ポップアップ広告をブロックする設定を有効にすることで、広告による邪魔を減らすことができます。
- Cookieの管理 Cookieは、ウェブサイトがユーザーの情報を記憶するために使用する小さなデータファイルです。Cookieを削除したり、サードパーティCookieをブロックしたりすることで、ターゲティング広告を減らすことができます。
- 怪しいサイトへのアクセスを避ける
- 怪しいサイト: 無料でソフトウェアをダウンロードできるサイトや、アダルトサイトなど、怪しいサイトには多くの広告が表示される傾向があります。このようなサイトへのアクセスを避けることで、広告に悩まされる機会を減らすことができます。
- アプリのアンインストール
- 広告表示アプリ: 一部のアプリは、広告を表示することで収益を得ています。不要なアプリをアンインストールすることで、広告が表示される機会を減らすことができます。
- デバイスの初期化(最終手段)
- すべてのデータを消去: 上記の方法で解決しない場合は、デバイスを初期化することで、広告表示の原因となるマルウェアや設定を完全に削除することができます。ただし、この方法では、デバイス内のすべてのデータが消去されるため、事前にバックアップを取ることが重要です。
まとめ
「広告が消えない」という問題は、単なる不快な現象ではなく、ダークパターンの一種である可能性があります。適切な対策を講じることで、この問題を解決できるだけでなく、プライバシー保護にもつながります。
安全にネット対策することでダークパターンを回避しましょう!